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カードの使い方
『 The Arrows of Change 』には、
二つの読み方があります。
64枚のカードから一枚を引き、
今、自分がいる「物語」を読む方法。
そして、さらにサイコロを使い、
その物語の「どの場面」にいるのかを
384爻まで読み解く方法です。
まず、問いを一つ決めましょう
易では、さまざまなことを問うことができます。
仕事のこと。
人間関係のこと。
恋愛や家族のこと。
これから始めようとしていること。
迷っていること。
頭の中には、
「あれも気になる」
「これも聞きたい」
「こうなったらどうしよう」
と、いろいろな考えが浮かぶかもしれません。
まずはその中から、
「今、一番知りたいことは何だろう?」
と考え、一つに絞ってみてください。
そして、問いはできるだけ具体的にします。
たとえば、
「私は仕事で成功しますか?」
と大きく問うより、
「来年の仕事について、
どのようなことを意識するとよいですか?」
「今考えているこの企画を進めるうえで、
大切なことは何ですか?」
と、期間や知りたいことを絞ってみます。
恋愛についても、
「私は結婚できますか?」
と問うより、
「年内に異性との出会いにつながるために、
どのように行動するとよいですか?」
と問いかけてみる。
未来を大きくひとまとめにして聞くのではなく、
「いつのことなのか」
「何について知りたいのか」
「何を判断したいのか」
を具体的にしていくことがポイントです。
一つの問いを小さく絞るほど、
易が示す智慧も、
今の自分の状況と重ねて読みやすくなります。
何を聞けばいいのか迷ったときは、
頭の中にあるたくさんの考えの中から、
「結局、私は何を一番知りたい?」
と自分に問いかけてみてください。
その答えが、
今、易に尋ねる問いです。
① 64枚のカードで読む
聞きたいことが決まったら、
その問いを心に置きながら、
64枚のカードをよく混ぜます。
そして、直感で一枚を引いてください。
その一枚が、
今の問いに対して示された「物語」です。
カードに描かれた絵や言葉を感じながら、
冊子の該当する卦を読んでみましょう。
すぐに意味が分からなくても大丈夫です。
今の状況と照らし合わせながら、
「なぜ今、このカードが出たのだろう?」
と考えてみてください。
易は、実際の生活と重ねながら読むことで、
少しずつその智慧が見えてきます。
② サイコロを使って384爻まで読む
さらに詳しく読みたいときは、
カードを一枚引いたあと、
サイコロカードをひく。
カードが示すのは、
今の問いに対する「物語」。
サイコロが示すのは、
その物語の中の「場面」です。
出た数字に対応する爻を、
64卦の下にあるサイコロの説明から読んでください。
1 → 初爻
2 → 二爻
3 → 三爻
4 → 四爻
5 → 五爻
6 → 上爻
同じ卦であっても、
どの爻が出るかによって、
そこから読み取るものは変わります。
64枚のカードから一つの物語を知り、
さらに、その中の一つの場面へ。
より具体的に「今」を読み解きたいときに、
384爻まで読んでみてください。
カードを引くときに大切なこと
易は、知りたいことを自由に問うことができます。
だからこそ、
いくつか大切にしてほしいことがあります。
すでに結果が分かっていることを、
易を試すために聞かないこと。
同じ問いを、
何度も繰り返さないこと。
思っていた答えと違ったからと、
自分の望むカードが出るまで引き直さないこと。
まずは最初に出た易を、
今の自分に重ねて受け取ってみてください。
そして、カードを引くときは、
少しだけ心を静かにして、
問いに意識を向けてみましょう。
特別な場所や、
難しい作法が必要なわけではありません。
ただ、
「今、私はこれを知りたい」
という問いには、
まっすぐ向き合ってみてください。
易は、使うことで深まっていく
易は、
意味を覚えるだけのものではありません。
実際にカードを引き、
日常の出来事と重ねていくことで、
少しずつその世界が見えてきます。
そのときには分からなかった言葉が、
後になって、
「あの言葉は、このことだったのか」
と腑に落ちることもあります。
だから、
たくさん問い、
たくさん使ってみてください。
一つひとつの経験が積み重なることで、
64の物語と384の場面が、
少しずつ自分の中に息づいていきます。
『The Arrows of Change』を、
日々の変化を読み解くための智慧として、
ぜひ暮らしの中で活用してみてください。
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